エステローンは過払い請求できる?支払いできない場合は?

エステローンは過払い請求できる?支払いできない場合は?

エステサロンで用意されたローン(エステローン)で、エステを利用している方も多いと思います。

月々の支払額が抑えられる一方、支払いが長く、その分多くの利息を支払う事になります。

エステローン以外にも、銀行のカードローンや消費者金融等から借入れする方法もあり、エステローンがそういった方法よりも金利が安いとは限りません。よく聞くのが平均で15%です。

今回は、エステローンを長期支払いをしてきた、もしくは完済した場合において、過払い金は請求できるのか、支払えなくなった場合の対策について、ご紹介していきたいと思います。

エステローンは過払い金対象外

エステローンには貸金業法が適用されない

過払い金とは、あくまでもキャッシングにおいて、利息制限法に違反する高金利によって、払いすぎた利息の事をいいます。

エステローンはショッピングリボ払いにあたり、キャッシングではありません。すなわちエステローン自体が過払い金の対象になりません

また、逆に、消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用した場合には、過払い請求ができる場合があります。

特に20%以上の金利が取り締まりされる前、つまり、20%以上の金利で契約が行われていた2008年以前の契約において可能性があります。

すなわち、2008年以前に20%以上の金利で契約した方が対象となります。

ちなみに、10万円以上~100万円までの債務では、金利の上限が18%となり、それ以上の金利で契約を結んだ場合が対象となります。

エステローンの支払いが難しくなった場合

エステの有効期限内の場合

エステローンは過払い金の対象でないため、支払いが難しくなった場合にはどのような対策をとれるでしょうか?

もし、エステの有効期間内に支払いが難しくなった場合であれば、中途解約という方法があります。

中途解約では、すでにクーリングオフの期間を超えていたとしても、契約して1ヶ月以上、金額が5万円以上であればエステの契約を解約することができます。

ここでは違約金が発生することにはなりますが、違約金も以下のようになります。

エステの違約金

  • 利用していないコース総額の10%
  • 2万円

以上のうち、安い方が該当になるので2万円を超えて請求されることはありません。

有効期限を超えた場合

エステの有効期間を超えると中途解約をすることができません。

ここで有効になってくるのが債務整理です。任意整理では、利息カットを通じて返済額を減らすことができますが、過払いの返金が見込めないため劇的な減額はできません。

その場合にも、他の債務を整理して全体の返済額を減らし、エステローンの返済にあてるという方法もあります。

また、それでも返済が難しい場合には個人再生や自己破産などを検討する必要もでてきます。エステローンも滞納が続くと、一括請求や、財産給料等の差し押さえまで発展してしまいます。

以上、エステローンは過払い請求できる?支払いできない場合は?でした。

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