難しくなった任意整理を失敗しないための心得とは?
任意整理は、失敗がないと言われていた時代もありましたが、最近は任意整理が成功しにくいとも言われています。
平成22年の利息制限法の改正を境に、各金融業者が20%以下に金利を改正し、任意整理をしても減額が期待できないケースが多く見られるようになりました。
また、それまでの間に盛んに行われてきた過払いの請求によって貸金業者が疲弊し、倒産、経営の危機を迎えるところも決して少なくはありませんでした。
そういった貸金業者が、債務整理後の分割をなかなか受け入れないといったことも起こるようになりました。
今回は、そんな現時点での任意整理を成功に導くためのポイント、心構えについて解説します。
何よりも誠実であること
任意整理後の月額が確実に支払える額である
任意整理において1番大切なポイントは誠実である事が重要です。その為、債務整理後の延滞は絶対に禁物です。
延滞を2回すると残額を一括で請求されてしまいます。
無理な返済計画を立ててしまうと結局支払いができず、また新たに、個人再生、自己破産の手続きを踏む、つまり任意整理に失敗することになってしまいます。
そうなると、時間もかかり弁護士や司法書士への報酬金を無駄に支払う事にもなります。
嘘をつかない、隠し事をしない
任意整理の手続きにおいて、弁護士や司法書士に債務の情報をすべて正確に伝えることが大切です。
情報を隠して正確な情報を伝えないと、弁護士や司法書士が判断を誤り、結果的に支払いが難しくなり任意整理失敗となる可能性があるためです。
任意整理を成功させる為のポイント
信頼のおける弁護士、司法書士に依頼する
経験が豊富な弁護士司法書士であれば、任意整理のあらゆるケースを見てきているため、任意整理がその人にとって適切なのかを判断するための材料を多くもっています。
そのため、弁護士、司法書士にする際には、事前に相談をしながら、信頼できるかを見極めて依頼することが大切です。
ネットで、債務整理の得意な弁護士、司法書士を紹介してくれるサイトがあります。
紹介してもらった後、無料、匿名で相談できる場合が殆どですので、こういったサイトを利用して探すと効率がいいようです。
経験豊富な弁護士、司法書士のいうことを信じる
自分で判断する以上に、経験豊富な弁護士や司法書士のいうことを聞くことが大切です。
弁護士は、任意整理が厳しいと判断しても、自宅を維持したり車を守るために、何が何でも任意整理をするという姿勢でいるのはよくありません。
経験に基づいたアドバイスをよく聞いて判断するようにしましょう。債務整理の選択を最初の時点でしっかり判断することが大切です。 以上、難しくなった任意整理を失敗しないための心得とは?のまとめでした。
以上、難しくなった任意整理を失敗しないための心得とは?でした。
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