おまとめローンは利用すべき?どんな時に有効なの?

おまとめローンは利用すべき?どんな時に有効なの?

おまとめローンを知っていますか?

多数の金融会社より、借金をしている場合に、借り入れ先を一本化するという手段のことです。

そもそもの仕組みは、多数にわたる借り入れ先の借金を、一本化する借り入れ先からお金借りて先に全額返済し、その代わりに一本化した借り入れ先へ、その総額の借金を支払っていくということになります。

多数の金融会社に小額ずつ借り入れするよりも、一社にまとめて借り入れすることで、借り入れ可能枠を高く設定することになります。

借り入れ可能枠、すなわち限度額が高くなるほど、その分金利が安くなるという利息制限法を利用して、利息が安くなることをセールスポイントにしていますが、実際にはその分審査も厳しくなってきます。

月々の返済額を減らしたいという目的でおまとめローンを利用するとした場合、任意整理と比較して、どちらが有益なのかなどについても気になるところです。

実際に、どういった場合に、おまとめローンを利用するべきなのかについて解説していきたいと思います。

返済をシンプルにして、早く済ませたい

返済する先が多いと、月に4件、5件も支払いを行わなくてはなりません。

自動で引き落としにしている場合などは問題ありませんが、そうでない場合は、うっかり支払いし忘れたりといったことも。

引き落とし口座も多岐に渡ると、口座の残金にも神経が削がれます。

すっきり一つにまとめたい。

単純にそういった理由で行う場合もあるかもしれません。

金利が安くなる点部分もあり、月々の支払い額をおまとめローン前と同価格程度に設定することで、大幅に借金の減額を見込め、返済期間を短縮出来ます

月々の支払い額を減らしたい

借り入れの一本化によって、月々の支払い額を、減らせることも魅力的に見えるかもしれません。

しかし、月々の支払い額を減らす事は支払いの期日も明らかに伸びてしまうということ。

10万円ずつ支払っていた方が、支払いを5万円ずつに減らした場合に、完済までの期日は大幅に延びるため、いくら金利が安くなったとは言え、借金の総額が大幅に膨れ上がることを想定しなくてはなりません。

月々の支払いが厳しい。

そういった場合には、月々の支払い額をどれくらい削る必要があるのかによって、おまとめローンの利用価値が変わってきます

たとえば、
A社から70万、B社から70万、C社から60万の総額200万円を借り入れしていたとして、月々の支払い総額が8万円だったとします。

A社、B社は29回、C社は41回で支払いを終えて、利息のトータルは、54,462円。

おまとめローンを利用して、200万円を15%の利子で借り入れ、月々の支払いを4万6千円に減額したとした場合、返済に64ヶ月ほどかかります。

そうなると、利息に907,379円がかかってしまうため、まとめる前との利息の差額は362,917円にものぼってしまうのです。

しかし、月々の支払いを7万円までに引き上げたとします。

そうすると、支払い回数は36回、利息は495,904円まで減らすことができるため、全体で4万円ほど得をし、月に1万円の余裕を作って、トータルの支払額も下げることができたよい例だということができます。

6万円に下げた場合は、44ヶ月で支払いを終え、利息はまとめる前よりも67,869円上がり、月々の支払い額は減ったものの、トータルで考えるとはっきりとしたメリットを見つけにくいといえます。

このように、月額を減らす目的でまとめるローンを利用した場合には、総額が大きくなるリスクと、月々の返済が減額できるメリットの両側面から、自分の納得できる計画を立てていかなくてはなりません

審査に通りにくい

借金をひとつにまとめる事で、上限額が上がるため、その分審査のハードルも上がることが考えられます。

借入している金融機関も、五つを超えると審査に通るのは難しいとされており、それを超える場合はまず、借入している金融機関を減らすことから始める必要があります。

さらに、審査の結果、借入可能額が80万円までと制限されてしまった場合は、金利の上限が18%と高い数値のままとなり、金利が15%になる100万円以下の場合だと、利用する意味があまりないといえます。

総量規制の対象外という危険性

まとめてローンは総量規制の対象外なので、通常、年収の3分の1以下しか借入できないという法的規制から外れます

そのため、まとめてローンにしたついでに、さらに借金を増やすことができるという欲心に駆られる可能性があります。

そのため、そういった誘惑に弱い方は、さらに借金を増やしてしまう可能性がありますので、借金を確実に終わらせるためにも手を出さないほうが無難だといえます。

以上、おまとめローンは利用すべき?どんな時に有効なの?でした。

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